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長靴をはいた猫

長靴をはいた猫』といえば東映まんがまつりの「ペロ」だと思っていた・・。『寓意のある昔話、またはコント集~がちょうおばさんの話』に収録されている、シャルル・ペローの作品が有名ですが、ペローと同じく、東映まんがまつりの主人公「ペロ」のイメージが大きかったのに、いつのまにやら、2011年のドリームワークスの映画では猫の名前はなんと「プス」になっていました!!こんな驚きを沈めるべく「長靴をはいた猫」を振り返ってみます…

長靴をはいた猫

長靴をはいた猫』(ながぐつをはいたねこ、仏: Le Chat botté)は、ヨーロッパに伝わる民話。1697年に出版された、シャルル・ペローによる『寓意のある昔話、またはコント集〜がちょうおばさんの話』(仏: Histoires ou contes du temps passé.Avec de moralités : Contes de ma mère l’Oye.)に収録されたものが有名。それ以前のものでは、1634年に出版された、ジャンバティスタ・バジーレによる『物語の物語、または小さき者たちのための楽しみ/ペンタメローネ』(伊: Lo cunto de li cunti overo lo trattenemiento de peccerille)に収められている。『グリム童話』の初稿にも『靴はき猫』(独: Der gestiefelte Kater)というタイトルで収められていた。日本では1969年(昭和44年)などにアニメ化されている(下記)。

シチリア島では、ほぼ同じ物語で狐が主人公となった『ジョヴァンヌッツァ狐』(伊: La volpe Giovannuzza)という物語が伝わっている。

 

あらすじ

ある粉引き職人が死に、3人の息子にはそれぞれ粉引き小屋、ロバ、猫が遺産として分けられた。三男が「猫を食べてしまったら、後は何もなくなってし まう」と嘆いていると、猫が「あなたがもらったものは、そんなに悪いもんでもないですよ。まず、私に長靴と袋を下さい。」と言った。そして、猫はウサギを 捕まえ、王様に「カラバ侯爵からの贈り物です」と言ってウサギを献上する。

それを繰り返して王様と猫が親しくなった頃、猫は三男にある場所で水浴びをさせる。そこに王様と姫が通りがかり、猫はその前に出て「大変です、カラ バ侯爵が水浴びをしている最中に泥棒に持ち物を取られてしまいました」と嘘をつく。そうして、三男と王様を引き合わせ、「カラバ侯爵の居城」に王様を招待 することになる。

猫が馬車を先導することになり、道で百姓に会うたびに「ここは誰の土地かと聞かれたら、『カラバ侯爵様の土地です』と言え。でないと、細切れにされてしまうぞ」と言う。本当は、ogre(オーガ)の土地だったが、百姓は王様に訪ねられると「カラバ侯爵様の土地です」と答える。そして、王様は「カラバ侯爵」の領地の広さに感心する。

そして、ある豪奢な城に着く。これは、オーガの城だったが、猫はオーガをだまして鼠に姿を変えさせ、捕まえて食べてしまう。そうして城を奪い、王様 が着くと「カラバ侯爵の城にようこそ!」と迎える。王様は「カラバ侯爵」に感心し、婿になってくれないか、という。「カラバ侯爵」はその申し出を受けてそ の日のうちに姫と結婚し、猫も貴族となって遊びでしか鼠を捕まえなくなった。

翻案

東映動画の劇場用アニメ「長靴猫シリーズ」(1969年-1976年)
ペローの童話を原作とした『長靴をはいた猫』(1969年)と、それに続く『ながくつ三銃士』(1972年)『長靴をはいた猫 80日間世界一周』(1976年)の3作のシリーズ。続編の2作は第一作の主人公であるネコの「ペロ」が活躍するオリジナル作品で、「ペロ」は東映動画の マスコットキャラクターにも採用されている。漫画、ゲームの関連作品もある。
テレビ東京製のテレビアニメ『ファンタジーアドベンチャー 長靴をはいた猫の冒険』(1992年)
石崎すすむ監督、全26話。「長靴をはいた猫」である黒猫のクルトを中心にして、『長靴をはいた猫』だけでなく『眠れる森の美女』やアンデルセン、イソップ寓話、千夜一夜物語などをもとにした物語が展開される。
ドリームワークスの劇場用CGアニメ『長ぐつをはいたネコ』(2011年)
同制作会社の『シュレック』シリーズに登場するキャラクターである「長ぐつをはいたネコ」を主人公としたスピンオフ作品。内容は童話の『長靴をはいた猫』とはあまり関係なく、「ジャックと豆の木」などをモチーフにした冒険作品になっている。


シャルル・ペロー

シャルル・ペロー(Charles Perrault, 1628年1月12日-1703年5月16日)はフランスの詩人。アカデミー・フランセーズの会員。古今論争の火付け役。日本では『ペロー童話集』の作者として有名。

経歴

ペローは、1628年にパリのブルジョワ階級の家庭に生まれる。1651年、オルレアン大学で法学の学位を取得し弁護士となるが、二度弁護しただけでその職に再び戻ることはなかった。1671年にはアカデミー・フランセーズ会員に選出される。コルベールに認められ、ルイ14世に仕えた。

古今論争

ペローが『ルイ大王の世紀』Le siècle de Louis le Grand(1687)で、「(オウィディウスやウェルギリウスなどの)古典文学よりも現代文学の方がすぐれている」と述べ、ボアローがそれと反対の趣旨で応えたことにより巻き起こった論争。新旧論争ともいう。(詳しくは啓蒙時代を参照)

童話集

『韻文による物語』(Griselidis, Nouvelle avec le Conte de Peau d’Asne et Souhaits ridicules)は、サロンで一篇ずつ朗読披露された後、以下のような形で出版され、その後の1695年に序文を加えて出版された。

  • グリゼリディズ – 1691年にサロンで朗読発表、同年のアカデミー文集に発表され、同年に単独で出版
  • 愚かな願い事 – 1693年に雑誌『メルキュール・ガラン』で掲載
  • ロバの皮 – 1694年に上の2編と合わせて出版

続いて散文で『寓意のある昔話、またはコント集~がちょうおばさんの話』(Histoires ou contes du temps passé.Avec de moralités : Contes de ma mère l’Oye)が1697年に発表された。民間伝承を詩の形にまとめ、教訓を加えたものだが、当時の風俗を反映させるなど子どもにも親しみやすく書かれており、子どもを意識して書かれた初めての児童文学であるともいわれている。当時サロンでは、昔話を元にした詩を書くことが流行していたが、他の文学者たちの作品は子どもが読むには難しいものであった。

物語研究の論点から

この童話集(通称「ペロー童話集」)は、グリム兄弟やマザー・グースよりも前に民間伝承を まとめたものとして名高いが、読者に読みやすくなるよう、若干の脚色が入っている。当時の風俗を取り入れたことで、読みやすい物語となった一方で、昔話収 集としては余分なものが入る結果となってしまった。しかし、物語の研究をする者には今でも、無視できない作品となっている。

特に、グリム童話集とは収録された物語が重なることもあり(例:赤ずきん)、その比較研究が進められている。

澁澤龍彥は、グリム童話と比較して「古拙の味わいがある」と述べている。

またこの物語集も、ペロー以前に発表されたボッカチオなどの影響を受けているといわれている。

がちょうおばさん ma mère l’Oye(マ メール ロワ)はマザー・グース Mother Gooseと一致していることもよく知られている。

作者論争

韻文による物語集の方はペロー本人の手によるものであるが、散文の方が作者は誰なのかという議論を呼んでいる。 発行当初は著者名がなく、第二版が出たときには「姫君へ」という献辞に息子のイニシャルが書かれており、ペロー自身の名前はない。しかしながら、ペローの 手が入ったことは間違いないといわれている。

アカデミーの一員として名をなした彼が、子どもの物語に関わるのは恥ずかしいということで、息子の名を使ったのではないか、という説と、そもそも物語集を出すのは息子のアイデアであったという説がある。

童話集のその後

ペローの物語は、今も世界中の子どもたちに愛され、音楽や映画、舞台、オペラなどのテーマとなっている。 例えば、『眠れる森の美女』はウォルト・ディズニー・カンパニー、『長靴をはいた猫』は東映動画によって、それぞれ劇場アニメーション映画化された。長靴猫シリーズも参照。

「サンドリヨンは本来、毛皮の靴を履いていた」とする説があるが、ポール・ドラリュの研究によると『ガラスの靴』が原型であり、ペローは説話を正確に記録したとされる。

童話集研究史

著名な研究者

  • マルク・ソリアーノ
  • ジルベール・ルージェ
  • ポール・ドラリュ

著作物

  • 韻文による物語
  • グリゼリディス(Griselidis)
  • おろかな願い(Les Souhaits ridicules)
  • ロバの皮 (Peau d’Âne)
  • 散文による物語
  • 赤ずきん(Le Petit Chaperon rouge)
  • 長靴をはいた猫(Le Chat botté)
  • 青ひげ(La Barbe Bleue)
  • 眠りの森の美女(La Belle au bois dormant)
  • 仙女たち(Les Fées)
  • シンデレラ (Cendrillon, ou la Petite Pantoufle de verre)
  • 巻き毛のリケ(Riquet à La houppe)
  • 親指小僧・親指太郎(Le Petit Poucet)